丘の上保育園に会いに行く。

対象年齢は「0歳~200歳」?
子どもにこそ、大人の本に触れられる環境を作りたい。

 

社会福祉法人 駿河厚生会 理事長・施設長 河野義文
丘の上保育園 園長 大川敦子

 

丘の上保育園

2013年3月に静岡県沼津市に開園した保育園(事業者名称:社会福祉法人 駿河厚生会)。家庭を離れる時間の長い園児に対して、温かい家庭的な保育を行うことをモットーとしている。


子どものための大人の本

 今日はお時間をつくっていただき、ありがとうございます。2年前、この「丘の上保育園」の開園に合わせて、ライブラリーの選書をお手伝いさせていただいて以来のお付き合いですね。今日、久しぶりに来てみて、程よく年季も入ってきていますし、BACHの選書以外にも新しい本が増えていて嬉しいです。

 いま、ご存知のように本が売れない時代です。ネット社会の対抗や、娯楽の豊富さとか、その要因はさまざまに考えられるとは思いますが、せっかくつくった本を読者の手元にどう届けるのか、どう受け入れてもらうのか、これまでの出版流通のシステムではその部分が後回しになっていたように感じているんです。

 そこで、この『差し出しかたの教室/受け入れかたの学校』では、商品や表現をお客さんの手元に「どう」差し出すのか、あるいはそれを自分たちの場所に「どう」受け入れるのか、出版や本の世界の外に飛び出して、さまざまな業界の方にお話をうかがいつつ、作り手と受け手のコミュニケーションのあり方について探ろうというインタビュー形式のブログです。

 今日で6組目の対談です。丘の上保育園さんには「受け入れかた」のお話をうかがえればと思っています。BACHでこのライブラリーをお手伝いするときも、園長先生や保育士の方々をはじめ、これから園児になるという小さいお子さんたちにもお話を聴いて、場所をつくっていきましたよね。その後、実際に子どもたちがどんなふうにこのライブラリーを使っているのか、様子を教えていただけますか?

ライブラリーに並ぶ本の数々

大川 一番使われているのは、お母さんたちがお子さんをお迎えに来るときの時間帯ですね。ライブラリーの本は貸し出しもしていますので、お母さんと一緒にここで本を見て、選んで、それでお持ちになっていかれます。

 なかには、子どもさんと一緒に1時間ぐらいじっくり選んでいかれる方もいらっしゃって「あれ、まだ帰ってなかったの?」なんていうこともあります(笑)。

 子どもたちだけではなくて、お母さん方にも一緒に楽しんでいただけているのでしょうか?

大川 そうですね。お母さん方からは“もっといたい、ずっといたい”っていうお声もいただいています。おかげさまで保育園内の図書スペースではありますけれども、子どもさん用の本だけではなくて、大人が読みたいと思う本も揃っているんですよね。

マティスやゴッホなどの画集も並ぶ本棚

 ちょうど選書をしていた頃、僕の子どもも小さかったこともあって、自分の子どもにも重ねながら保育園のお子さんにお話を聞きました。

 子どもって子ども扱いされることをすごく嫌いますよね。ほとんどの絵本には“対象年齢”が書いてありますけど、僕自身はこれはあまり気にするべきではないと思っているんです。「0歳~200歳まで」って書いてあってもいいと思う(笑)。「小学校低学年から」って書いてある本を幼稚園児が読んだら何も感じないかというと、そんなことはないはず。文字の大きさや、ルビ、漢字と平仮名の量で、読者対象を分けるよりは、すべての本を誰でもが好きなように読める方が好ましいと思うし、プリキュアやセーラームーンじゃ満足できない子がティム・ウォーカー *1の写真集を見て、「洋服きれい!」って言ってくれたらおもしろいと思うんです。

 たとえばこの『円谷プロ全怪獣図鑑』は5000円もするので、家ではなかなか買えない。ウルトラマンの本だったら、子ども用のボードブック *2でももちろんいいとは思うんですけど、せっかくだったら全怪獣が掲載されていて、大人も「欲しい!」「読みたい!」と思える本がこういう場所にあってしかるべきだと思ったんです。

大川 『円谷プロ全怪獣図鑑』、大人気です。

円谷プロダクション監修『円谷プロ全怪獣図鑑』小学館、2013年発行。

  重いし、怪獣の名前にルビもありませんし、ちょっと子どもにはタフかな、申し訳ないかなと思って、迷いながらではあったんですけどね。僕の子どもの通っていた保育園にも、主要怪獣15体ぐらいが掲載されているウルトラマンのボードブックが置いてあって、保育園に置く本としてはそれで十分というか、オーソドックスではあると思います。でもそうではなくて、子どもだからこそ、デフォルメせずに本物を見せてあげた方がいいんじゃないかなという気がしたんです。意外に、ルビのない漢字とか気にせず眺めていましたしね。

 逆に「読みたい」と思ったときにこそ、文字を覚えようとするのかもしれません。コミュニケーションのベースって、僕はディスコミュニケーションだと思っているので、「覚えなさい」と言われて覚えるよりは、読めない悔しさがあってはじめて知ろうとする気持ち、好奇心を誘発するんじゃないかなと思っているんです。

 保育園でこれだけ本があって、ライブラリー専用の部屋もあるっていうのは珍しいと思うんですけど、周辺の保育園と比べていかがですか?

大川 そうですね。図書室がある保育園は他にもあるんですけど、ここは本の種類が他とは少し違うなと感じています。

 嬉しいです。具体的にもう少し詳しくうかがってもいいですか?

大川 種類も豊富で、私自身もまだ全部読みきれていませんし、読みたい本を探してここに来ると「あれ? ある」「あれ? ある、ある!」っていう感じで読みたい本がどんどん横につながって、ジャンルが広がっていくんです。

 特に人気の本はありますか?

大川 「ほんとのおおきさシリーズ」。これはすごい人気です。借りていく子がとても多いんです。

「ほんとのおおきさシリーズ」(学研)、動物の顔を実物大の写真で見ることができる。
B4判(開くとB3判)の大型図鑑。

 この図書室で、最初にこのシリーズを借りていった子は当時2歳でしたけど、本当にこの本が大好きで。今もう4歳になりましたけど、今でも借りていきますよ。

 

本につながる

 ここは保育園ですから、2歳で入園した子が3歳、4歳、5歳というふうに成長していくと思いますが、年齢によって読む本が変わってきたり、図書室の使い方も変わってきたりするものなのでしょうか?

大川 そうですね。大きい子たちは、発表会で「ブレーメンの音楽隊」をやったりすると、「ブレーメンの音楽隊」の本を見つけて、「これ、これ!」って言って、先生を引っ張っていったりしていますね。

 やっぱり自分と結びついているものがあると、興味をもつみたいです。普段、絵本にあまり関心がないように見える子でも、汽車が好きな子だったりすると汽車の本を持ってきて眺めています。

 『いたずらきかんしゃ』とか、タイトルからすぐに汽車の本だってわかるものもありますけど、どの本に汽車が出てくるかなんて、実際にページを捲ってみなければわからないじゃないですか? それを探してみる、そういう図書室の使い方もおもしろいかもしれないですね。

河野 本を「読む」場所ではなくて、何かを探しに来る場所でもいいと思います。たとえば、女の子たちには「今日はお姫様を探しましょう」とか、男の子には「クマさんの載ってる本、どれかな?」とか。本を開いてみないとわかりませんしね。

 そうなんです。「ウーフ(『くまの子ウーフ』)」とか書いてあっても、それがクマかどうかはわからないですからね。

河野 そういうゲームをしながら本にふれ合っていくと、「あ、この本おもしろいな」と思って読んでみるかもしれませんからね。

 そうですね。一冊の本を読み切ることも重要ですけど、興味本位に手にとって、まず1ページ目を開いてみる機会がこの場所には必要な気がします。子どもたち自身も自分が何が好きで、何が嫌いなのか、まだ気がついていないような段階ですから、「図書室=本を読む場所」というよりは、いろいろな刺激のある部屋というか、そんなふうに汎用性のある空間として使ってもらえたらすごく嬉しいです。

 本当は、本は好きになるものというよりも、習慣だと思います。本を読んで、字面以上に頭のなかにイメージが広がる。ひょっとしたら、テレビや映画よりも、よっぽど視覚的な喜びがあるメディアかもしれません。僕も小さい頃本を読んでいて、文字だけの誌面でも、絵が見える感覚がありました。好き/嫌いというよりは、そういうふうに読めるようになるための練習もある程度必要でしょうし、読書を習慣化していくという意味では、本にまったく接点をもたない、興味も何もないような子どもにこそ、何とかしてそのおもしろさに気づいてもらえたらって思います。

 最近、本棚を置かない家が増えてるって聞いて、子どもたちと本の距離感がますます広がっていくような気がしているんです。

河野 マンションだったり、2DKに住んでいたりすると、机ひとつ置くのも大変です。図書館から借りてきた本を読むということであれば、本棚もいらないかもしれません。

 新聞もとらない時代ですからね。みんなスマートフォンで調べてしまう時代なので。本そのものに触れ慣れていないと、重さや、紙の質感、字の大きさとか、想像できないかもしれませんね。

 そうなんですよね。でも、本は重さとか大きさとか、身体が触れる場所にあるっていうところに意義があるというか。

 結局、これから何でもインターネットと接続できるようになっていくでしょうけど、身体ベースで生きている以上、身体を通じて触れたもの、体感したものと、Webで視覚情報として入ってきたもの、その記憶のされかたに違いがあると思うんです。本に対して、文字を読むのが楽しいとか、絵を見るのが楽しいとか、子どもたちがそういうふうに感じてくれたらいいなぁと思います。

 たとえば、ウルトラマンに興味を持った子がお父さんに聞くと、スマホで見て、ネットで見て、テレビで見て、それである程度、その子のウルトラマン観ができあがってしまうんですけど、このライブラリーには本しかない。ウルトラマンについて知りたかったら、『円谷プロ全怪獣図鑑』を読むしかないじゃないですか。この本を見ると、テレビやインターネットから得る情報と、本から得る情報の違いを感じてもらえる気がするんですよね。

 どちらが良い/悪いという話ではなくて、おそらく領分の違いで、テレビもいいけど本もいいというか、両輪走っているとより健康的かなと思います。僕らがよく言うのは「結節点」というか、「結び目」をつくってあげるということ。本に興味はないんだけれど、ウルトラマンには興味のある子がウルトラマンを通じて、本って悪くないんじゃないかとか、本をパラパラめくることで、意外にネットとは違っておもしろいことが書いてあるなとか、そういうふうに感じてくれるといいなと思っています。

河野 読むだけではなくて、感じればいいわけですよね。

 そうですね。まさにそうなんです。

河野 保育園の子どもたち全員が興味を示さなくても、そのなかの数人でも興味を示せばいいと思いますし、その子のために存在する本が必ず一冊はあるはずですよね。

 全員が良いというものを探すよりは、一人の子が良いと思うもの、お気に入りの一冊を見つけることがすごく大切な経験になると思います。「なんだろう?」とか「なんか変だな」とか、そういう気持ちも含めて。

河野 子どもって、大人には想像もつかないような変なものに興味がわくんですよね。ウルトラマンの怪獣を片っ端から覚えてみたり。

 子どもには理由なんてないんでしょうね。でもそれって一番いいことだと思います。いま本を読むことで、なにか有意義な答えを得ようというか、ためになるものが読みたいとか、本のために支払ったコストに代わる、何らかの代替を求めて読む人が多すぎる気がします。

 実は本との一番いいつきあい方って、本に期待しすぎないことだと僕は思っています。本で得た知識を何かに役立てようとか、得をしようではなくて、楽しいから読む、おもしろいから読む、という姿勢で向き合うぐらいの方が、本と長くつき合うためにはいい距離のとり方だと思います。子どもたちの本との向き合い方はまさにそのままで、何らかの結果を求めて読むということではなく、ただおもしろいからペラペラめくってみたり。読書のかたちとして一番幸せかもしれませんね。

河野 本は子どもの人生に深く関わっていくものです。保育園時代にたくさんの本に触れることができたか、できないかで、理系か文系かという学校の選択まで変わってしまうほどの影響力がある。ですから、すごくこの時期を大事にして欲しい。それを先生たちにも伝えていきたいんですけどね。

 先生方も若い方が多いから、読書が習慣化している人がひょっとしたら少ないかもしれませんよね。

河野 そうなんですよ。本はたくさん触れていないと、「いいよ」って人に勧めることが難しいんですよね。

 本当ですね。「これ、おもしろいんだよ!」って自分の言葉で勧めることができれば、子どもも感銘を受けるというか。伝わり方が違ってきますよね。

河野 まずは先生たちに読書の癖をつけてもらわないと(笑)。先生にも貸し出して、本に親しんでもらうのがいいかもしれません。

 これだけ蔵書がありますから、全部読み切るのは難しいと思いますけど、自分の言葉で本を勧められるってすごく大切なことだと思います。  

 

子どもと本

河野 保育園に図書室をつくった理由の一つに、園児たちに字を覚えてもらいたいということがありました。本を読むには字が読めないと、なかなか自分のペースで自分の好きなようには読めないじゃないですか。

 こういうふうに表紙が見えるように置いてあると、子どもたちは自然と字を覚えてしまうんですよね。図書室があれば、字を覚えるのが早い。もちろん読み聞かせも大事ですが、日常の生活空間に本があるっていうインパクトですよね。教えなくても、子どもが自分で覚えてしまう字があるみたいです。それが突破口になって、ひらがながどんどん覚えられる。自分の名前でもいいですし。

 すごくわかります。僕、「し」っていうひらがな、たぶん一番最初に覚えたんです。「よしたか」の「し」。これが「し」かぁ! と思って(笑)。いまのお話をうかがって、子どもの頃、街中の看板やいろんなところで「し」を探した記憶が甦りました。

 自分に関係のあるものから覚えていくっていうことは間違いないと思うんですけど、関係を結ぼうと思えば、意外と何とでも結べるはずで、誰かとこの本が関係を結ぶかもしれない道を指し示してあげる、示唆してあげることができたらいいのかなぁっていう気がします。

河野 突破口がみつかって、それが引きがねとなって、次から次にいろんなことを覚えられたら、本人もすごく楽しいと思います。

 昔から本っていうと、どうしても敷居が高いというか、アカデミックな印象がつきまとって、たくさん読んでいると偉い、読んでないとダメっていう風潮がありますけど、もう少し柔らかい感覚で考えていかないといけないんじゃないかなという気がしているんです。読む自由もあれば、読まない自由もある。でも、読んだら読んだで、こんな喜びがあるんだということを知っていさえすればいいと思います。そのためには人格形成をするようなタイミングで本に触れられる場所、機会があるということがすごく重要ですよね。

 僕、仕事柄、親御さんたちから「読み聞かせにいい本を教えてください」って聞かれることが多いんですけど、基本はやっぱり、大人がおもしろいと思っているかどうかだと思うんです。その「おもしろい」っていう感覚を子どもと共有する。子どもの気持ちになって、この子だったら、これをおもしろがるに違いないとか、単純に彼らのハピネスというか、おもしろいことに対して、どこまで寄り添ってあげられるのかがその子の本への気持ちを左右するような気がしています。

 どうしても、たくさんの種類を読ませたいって思われるお父さん・お母さんが多いと思いますし、その気持ちもわからなくもないのですが、子どもにとってものすごく深くささった一冊があれば、それはそれで絶対に大事にすべきだと思います。

大川 ここの図書室でも、『わたしのワンピース』 *3をなぜか毎回借りていく女の子がいます。お母さんが「なんで? この間も借りたじゃない」って言っても、それがよかったみたい。

 名作です。これはもう本当に洋服好きの子にとってはバイブルみたいな一冊です。そこにつけ加えるとすれば、つながりで読ませるっていうことは重要かもしれませんね。何かお気に入りの一冊があるんだとしたら、次は同じ作者の別の作品を読んでみるとか。僕も全部を知って整理しているわけではなくて、どちらかというと、思いつきなんです。瞬間的に引き出しがあくというか、そういう感じなんです。富士山の絵本に興味があるんだったら、次は石川直樹 *4の『富士山にのぼる』 *5もいいかもしれないとか。『わたしのワンピース』が好きだったら、洋服の本には他にはこんなのがあるとか。そういうふうに思いつけるといいですね。

 本をたくさん読んで、そのアーカイブが自分の脳のなかにあることが重要なのではなくて、思いつき力が連鎖の読書を可能にしていると思います。たとえばここに『かおノート』 *6っていう人気の絵本がありますけど、こっちの『くだものさん』 *7の作者も同じtupera tupera *8なんです。そういう興味の持たせ方もあるかもしれませんよね。

河野 関連づけて読んでいくっていうのは一つの方法としてありますね。もっともっといろんな活用の仕方ができそうです。

 少しの工夫でいろいろと変わっていきますからね。

大川 字がまだ読めない子がここに来て、絵本をめくって、その絵に合わせて自分でつくったお話をしながら読む子がいたりするんです。

 すごいですよね。彼らの想像力。

大川 他にも、いつも寝る前に本を読んでもらうのが習慣の子がいるんですけど、その子が普段の生活のなかで、ちょっとした何気ない風景を見て、「『○○○○』の△△△△みたい」って言うんです、ってお母さんが教えてくれたことがありました。絵本のお話と、実際の風景がつながって見えてるんだなって。

 たぶん我々には想像も及ばないような脳みそのはぐくみ方をしているんでしょうね。

大川 本を読んでもらって大人になると、いい記憶になって残ると思いますし、大人にも子どもと一緒に読書をした記憶が残りますよね。

 そうですね。あとは、手にとってもらえるかどうか。自分が母親だったら、自分が子どもだったら、自分だったら手にとるかなっていうイメージを頭のなかで常に問いかけながらこの空間をつくっていっていただけるといいなと思います。

 今日は長々とありがとうございました。

河野・大川 こちらこそ、ありがとうございました。ライブラリースペースのメンテナンスも含め、引き続きこれからもよろしくお願いします。

*1:ティム・ウォーカー(Tim Walker 1970~):イギリス出身のファッションフォトグラファー。幻想的な世界観でDiorやVOGUEなどの世界的なブランドとコラボレーションを行う。

*2:ボードブック:厚紙でできた本。幼児向け絵本の仕様に多い。

*3:『わたしのワンピース』(こぐま社):にしまきかやこ著、1969年発行。

*4:石川直樹(1977~):写真家。探検家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。多摩美術大学芸術人類学研究所研究員。2000年に北極から南極まで人力で踏破するPole to Poleプロジェクトに参加。翌年には、七大陸最高峰登頂に成功。人類学、民俗学など幅広い領域に関心をもち、作品を発表し続けている。

*5:『富士山にのぼる』(教育画劇):石川直樹著、2009年発行。

*6:『かおノート』(コクヨS&T):tupera tupera著、2009年発行。

*7:『くだものさん』(学習研究社):tupera tupera著、2010年発行。

*8:tupera tupera:亀山達矢(1976~)と中川敦子(1978~)によるユニット。2002年より活動開始。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、アニメーション、雑貨など、様々な分野で幅広く活動している。著書に『かおノート』『やさいさん』『しろくまのパンツ』『パンダ銭湯』などほか多数。

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